マグキャストの強み


マグネシウム鋳造一貫の確かな技術


原料からダイカストそしてリサイクルまで、マグネシウム業界全体を牽引する日本金属グループの一角として、当社はマグネシウム合金製造へのこだわり持ち社業の根幹として参りました。長年多くの得意先様の信頼と実績を得て発展を遂げることが出来ました。


高品質合金地金の製造・リサイクル循環


当社が使用するマグネシウム合金材料は全量をグループ会社である中国の恵州マグネシウム合金工場で精錬された地金を直接調達しています。当工場は中国におけるマグネシウム合金製造業界で唯一となる日系独資の合金精錬工場で原料調達から生産そして輸出管理まで自社一貫管理しています。市場の影響を受けにくく安定供給が可能でです。

 

マグネシウム製品の耐食性・機械的性質に大きな影響を及ぼす微量成分を管理する為、ICP・原子吸光分析などの機器分析および化学分析による管理体制をとり、マグネシウム地金の品質を保証しています。

 

また、当社で発生するダイカスト端材は全量を日本国内のグループ工場である日本金属二島工場にて回収&精錬→鋳造され、100%リサイクル循環を実現しています。

 

国内にも地金生産工場を備えているため、近年不安視されている突然の国際摩擦による供給リスクにも強みがあります。

 


ギガキャスト (7000トン)        3D大型砂型


ギガキャストとは、高圧で型締めした大型の鋳型に高圧で溶融したマグネシウムを注入し、これまでのような大型部品の複数の部品を1つのパーツとして成型し1工程で一括成形する鋳造技術のことです。マグキャストでは海外の協力会社と連携することで7000tまでの大物ダイカスト鋳造品を提供することが可能となっています。

 

また、グループの恵州マグネシウム工場では大型の砂型3Dプリンターを使い成形された砂型へ実際のマグネシウム合金溶湯を流し込み、幅1メートルを超える大型鋳造サンプルの作成も可能です。

 


カーボンニュートラル・CO2削減


当社のマグネシウム合金材料を生産するグループ会社、恵州マグネシウム合金工場ではカーボンニュートラル実現に向けてCO2排出量を極限まで抑えたマグネシウム合金を製造しています。

CFP値(カーボンフットプリント)は9.68tCO2e/tを実現しています。

 

また、当社のダイカスト端材をリサイクルしているグループの二島工場では100%リサイクルを実現しているため、両工場の合金原料を掛け合わせるとCO2排出において最高水準の“低排出”をお客様に提供いたします。